K's Blog
棒に振った13年目後半。14年目はしっかりやらせてください・・・
令和初 2019年9月茨城国体御召
今週末は、昨日今日と運行された常磐線のお召し列車を撮ってきました。
自身10年ぶりのお召し列車撮影(そのときの記事 →リンク)ということもあって、めっちゃ緊張しました・・・
なお今回は、9月28日より開催されている茨城ゆめ国体への御臨席と、茨城県内の御視察が目的ということでした。
同28日に東京→勝田間、同29日に日立→東京間で、尾久車両センターのE655系「和」5車と東京総合車両センターの特別車両E655-1(TR)を使用して運行されました。
YouTubeの動画も気合入れて作ったので、ちゃんと見てね!
飛翔
またしても、特急「サンダーバード」の側面についているロゴのカットになります。
遠征した4日間、とても天気がよかったので、青空に映えるものを1枚撮りたかったのですが、選んだのはこれでした。
この飛翔していく感じ、そして夏空ブルーのグラデーション、どれを取ってもサイコーっす。
国鉄型特急の面影
「ヨンダー」こと、683系4000番代の貫通型先頭車を見ていて、ふと感じることがありました。
特急「雷鳥」が廃止になって、485系が北陸の地から去っていても、この車両はどこかその面影があるなって。
近郊型電車もそうですが、中長距離を走る列車は、基本的に前方の見通しを考慮して、先頭車が高床の運転台になっていることが多いように感じます。その一例として、先代の特急「雷鳥」に使用されていた485系は、客室の屋根上についているクーラーの高さまで運転台を上げた、いわゆる「ゲンコツ型」といわれたスタイルが広く知られるようになっていました。
その485系は、独特な運転台形状を生かし、先頭車に貫通扉を設けることで分割併合運用に対応させた200番代車や、北海道向けに「おでこ」についているヘッドライトを2灯に強化し、視認性を高めた1500番代車といった、様々な派生形式が登場したことで、国鉄型特急としてのスタンダードの地位を確かなものにしておりました。
そして、後継の681・683系においても、分割併合を考慮した「ゲンコツ型」の先頭車が編成中に含まれるといったように、先人の知恵がそのまま現代の車両の設計にも息づいている気がします。
そんな現在の主力車両のフォルムを、夕日バックのシルエットにして調理してみました。
先頭部横の雲がうるさい気がしますが、なんとか日没あと数分前に撮れた奇跡のカットだったりします。
サンダーバード、力強く
このあいだのお盆休みの撮影合宿で、特急「サンダーバード」で使用されている681・683系リニューアル車の側面に掲出されているこの特徴的なロゴをどう撮ろうか悩んでいました。それが、とある写真展でヒントを得たことにより、その答えが導き出されました。それは、今月頭に開催された故・真島満秀氏の未公開作品を展示した写真展でした。
お盆前のわずかな期間のみ、京橋の富士フィルムのギャラリーで開催されたものでしたが、俺が尊敬する中井精也氏の恩師の写真展ということもあって、無理やりスケジュールを調整してまで足を運んでみました。そこで、とりわけ目に留まったのが、どこか外国の列車のロゴをわざとぶらしたような写真でした。
たぶん、1秒以下のスローシャッターで切ればこういうカットが撮れそうと思い、ぶっつけ本番でトライしてみるも、何かが足りない。ただのブレブレの写真でしかなかった。条件は、おそらく自然光よりも蛍光灯などの人工的な光のほうがエッジが際立つし、スローシャッターで切って撮っているに違いないし、間違っていないはず。
そんなこんなで、いろいろ試行錯誤しながら合宿最終日に撮ったカットで、ようやく納得できるものになりました。
2秒のシャッタースピードを選択し、レンズの手ぶれ補正をONにした状態でシャッターを切ります。そのシャッターが下りている間、1/3はカメラを極力動かさないように固定し、被写体の元の像をしっかり残します。あとは残りの2/3で、カメラを軽く振るようにして動かし、被写体の動感をプラスして、画が完成したような格好です。
あとは、極力背景の映り込みがないと尚更グッドでしたが、今回は編集で消しました笑
なかなかかっこいいでしょ!