K's Blog
Instagramから画像引用がメイン。鉄道写真をよく投稿します。
4線連絡片道乗車券で会津へ行った話 2
2020.10.8 東武鬼怒川線・東武500系車内
前回の記事はこちら。
朝もはよから特急リバティ会津101号に乗り込み、ただひたすら北関東を北上します。東武鉄道が誇る最新鋭特急車両である500系に設置されている車内LED表示の芸の深さに目を光らせ、初乗車となる野岩鉄道へ足を踏み入れました。そこでまず向かった先が、野岩鉄道屈指のいわゆる「モグラ駅」と呼ばれている湯西川温泉駅でした。
4線連絡片道乗車券で会津へ行った話 1
2020.10.8 東京都足立区・北千住駅
今回は、ちょいと前の話にはなるのですが、東武線、会津鉄道線経由で会津若松まで乗り鉄してきた話になります。
目的は、ただ単に「会津鉄道で撮り鉄をしたい」というのが一番の理由だったのです。しかし、先の大震災で幹線経路が寸断され、このルートが会津と首都圏を結ぶもう1つのルートとして再考されつつあるという話を思い出し、今回の乗車体験に至りました(関連:K's Blog記事①、記事②)。
なお、使用したきっぷはフリーきっぷやJR東日本が発行する「週末パス」ではなく、この画像に写っているものになります。JR会津若松駅や東武浅草駅など10駅限定で発券することができる、いわば「知る人ぞ知るきっぷ」と申しましょうか。ただし、何か割引になるのかと問われると決してそうでもなく、北千住駅→会津若松駅を旅するのにきっぷを正規の値段で買っているだけの話(内訳:東武線北千住→新藤原が1,390円、野岩線新藤原→会津高原尾瀬口が1,090円、会津線会津高原尾瀬口→西若松が1,910円、JR只見線西若松→会津若松が190円 ※記事作成地点にて)であって、しかも通常の券売機で購入できるわけでもないので、「別に・・・」っていう感じのものなのです笑 というわけで、メリットと申せば途中下車ができることと、きっぷの券名の珍しさぐらいと感じましたが、この旅で湯野上温泉の民宿がGoToでお得に予約を取ることができましたので決行することとなりました(出典:会津鉄道・乗車券類に関するご質問)。
THライナー
2020.6.7 東武伊勢崎線・西新井~竹ノ塚
6月6日のダイヤ改正より運行を開始した新たな座席指定列車「THライナー」を、この間の日曜に撮ってきました。
行先表示のLEDが切れやすいタイプの車両なので、「TH LINER/久喜」の内容をちゃんと写し出すのに苦労しました・・・
使用している車両は東武70000系の派生形式の90番代車で、車内が東武50090系「TJライナー」や西武40000系「S-TRAIN」のように、座席を用途に合わせて使い分けることができるロング/クロスシートの可変座席の設備を持った車両で、上り列車の恵比寿行が朝時間帯に2本、霞が関始発の下り列車が夕~夜時間帯に5本、それぞれ久喜発着で運行されているそうです(出典: 東京メトロプレスリリース「2020年6月6日(土)日比谷線のダイヤを改正します」)。
普段地下鉄日比谷線直通列車が入線しない伊勢崎線久喜駅が発着駅というのも特筆できる点ですが、東京メトロと東武の境界あたりの走行ルートが特に面白いところです。
北越谷から西新井までは外側の急行線を走行したのち、梅島駅手前に新設された片渡り線を伝って、内側の緩行線へ転線しますが、時刻表上では新越谷の次の停車駅が上野駅となっているようです。もちろん北千住駅で乗務員交代の運転停車がありますが、かつて走っていた快速列車にも引けを取らず、特急列車顔負けともいえる通過駅の多さが興味深いところに感じます。物珍しさ目当てに乗車される方が落ち着いたタイミングにでも乗ってみたいですね。