K's Blog
Instagramから画像引用がメイン。鉄道写真をよく投稿します。
梶原電停点描
2020.2.9 東京都営都電荒川線・梶原停留所
Twitterのフォロワーさんの投稿がきっかけで訪問することとなった都電荒川線の梶原停留所。各方面乗降口の間には明治通りが交差していて、時折都電が信号待ちで停車している光景を見かけます。近隣には商店街が軒を連ね、JR東日本・尾久車両センターへ歩いていくと上中銀座、またその反対方向、線路を渡ったところには梶原銀座があります。
そんな昔ながらの景色が伺えるこの地に色濃く存在感を残していたのが、この梶原書店という停留所直結の古本屋さんでした。同書店は、1964年に今の場所である都電荒川線梶原停留所の王子駅前方面の乗降口に隣接する形で開業し、たばこや週刊誌などを販売しておりましたが、先日2021年中に閉店するという報道があったそうです。
立ち寄って古本を買って帰りましたが、店番をされていたご主人の方もご高齢で、続けるのも大変そうだった様子。息子様がJRAの女性騎手藤田奈々子氏が所属する根本康広調教師ということもあり、「後継ぎがいないのかな」っていう妄想もありましたが、いずれにせよこの地に根付いて57年目にして、その幕が閉じられようとしています(出典:赤羽マガジン「都電の梶原駅直結の梶原書店が2021年に閉店予定と発表されました。。」。
仕切り直し!?の東京五輪2020ラッピング
2021.1.27 京成本線・京成関屋~堀切菖蒲園
2021.1.31 京成本線・京成上野駅
1月下旬より登場した京成AE形の東京オリンピックの2020のラッピング編成。AE8編成が充当されており、前面の装飾は無し。側面には窓枠の四隅には公式ロゴとは異なったデザインの模様がラッピングされています。
ところでこのラッピング編成、英国タイムズ紙の「2021年に延期となった東京オリンピックは中止が決定」の報道の直後(もしかしたら直前に決まっていたのかもしれないが)に出てきたもんだから、俺としてはちょっと困惑しています。
あの時の面影を残す車内
2020.11.23 神奈川県小田原市・えれんなごっそCAFÉ107
えれんなごっそCAFÉ107で食事をした後、モハ107号の車内外を軽く見学。
元々、車両が非冷房だったということもあり、さすがに車内には冷房が取り付けられましたが、それ以外は引退した時とほとんど変わらない佇まいを見せておりました。中でも、車内のモハ103-107号引退記念装飾や広告類が残っていたのには驚きました。
今にもまだ動きそうな様子でしたが、すでに本線から離れたところにいるのに加え、相方の103号はまた別の施設へ陸送されたということなので、実現は難しそう。一昨年の初夏まで撮り続けてきた頃の思い出に浸りながら、この車両を眺めておりました。
えれんなごっそCAFÉ107
2020.11.23 神奈川県小田原市・えれんなごっそCAFÉ107
完全にステイホームだった今年の三が日、ちらっと箱根駅伝を観ていて感じたここの存在のお話になります。
お店の名前は「えれんなごっそCAFÉ107」。軒先に鎮座する電車の車体は、2019年7月に惜しまれながらも引退した箱根登山鉄道最後の吊りかけ駆動車両のうち、103号と2両編成を組んでいた片割れの107号で、本施設はその車両番号がそのままお店の名前に生かされています。
同年8月9日未明に強羅駅から陸送され、約5時間かけて風祭駅付近に新設された本施設へ到着。クレーンにて吊り上げられ、無事搬入が完了し、同年9月8日にグランドオープンを迎えることに至りました。
それから約1年経った11月23日に初訪問となりましたが、この時中学校の女性の同級生から、「今年、コロナ禍で遠足や修学旅行が中止になった息子のためにも、どこか遠足へ連れて行ってほしい」との依頼があり、たまたま小田原へ行った時に俺自身が提案したもの。俺としては、なかなか複雑な状況でしたが、母子共に無事喜んで頂けたようで、俺自身も線路際でよく撮っていた車両と触れ合えることができたので、大変よかったと思います。
今後ちょこちょこ小出しにして画像をアップしていきたいと思います。